2024/03/18 ブログ
春の訪れ
こんにちは 小出麻子です
三月も中旬 桜の開花予報のニュースもあり、春の訪れを感じる今日この頃ですね。
この時期になると花粉症の方は大変です
- 花粉症と口腔内トラブルの意外な関係性についてのお話し
花粉症と口腔内トラブルの意外な関係性
【口の中の乾燥がトラブルを引き起こす】
花粉症の三大症状は「くしゃみ」「鼻水、鼻づまり」「目のかゆみ」。鼻呼吸がしずらくなると、自然と口呼吸になり、口の中がカラカラになります。また、花粉症の薬には、唾液の分泌を抑制するものもあります。口の中が乾燥すると、細菌が繁殖しやすくなり、歯周病の原因となる歯垢(プラーク)が付きやすくなります。放っておくと、虫歯や歯周病、口臭などを引き起こします。他にも、花粉症による副鼻腔炎が原因で歯痛をもたらすことがあります。副鼻腔炎は上の奥歯の近くにあるため、炎症を起こすことで歯に圧がかかり、歯根の先が刺激され虫歯のような痛みを生じさせるのです。
【口腔保湿で対策を!】
花粉症の方は、毎日の口腔内ケアはもちろん、こまめな水分補給やマスクの着用など、口の中が乾燥しないように心がけましょう。空気清浄機や加湿器を使ってお部屋の環境を整えることも大切です。また、よく噛んで食べるなど唾液の分泌を促すことも効果的です。口の中を潤すことで、まだまだ油断できないコロナやインフルエンザ、風邪などの予防にもなります。
季節の変わり目は、気温差が激しかったり、環境が変わったりと免疫力も低下し体調を崩しやすくなり、口腔内トラブルも多くなります。お口の健康を意識して、お気軽に歯の定期健診に足を運んでみてはいかがでしょうか?