むし歯治療

むし歯治療

むし歯治療の方針

「歯を残す」ことを第一に考える

「歯を残す」ことを第一に考える

いつまでもご自分の歯で食事ができることは、簡単なようでそうではありません。歯が無くなってはじめて、その大切さを実感するといわれています。
※雑誌プレジデントにて約1,000人のシニアの方にアンケートを取った結果、「仕事リタイア前に行うべきだったこと」の健康面の1位は歯の定期検診でした。やはり歯を失ってから後悔される方は多くいらっしゃいます。

小出歯科医院では、歯を失うことなくいつまでもご自分の歯で噛めることを目指しています。
歯を削って治療はできても、元通りにすることができません。大切な歯を残すことを第一に考え、できる限り削らない治療に努めています。

なるべく歯を削らない

MI治療という言葉があります。これは国際歯科連名が唱えた概念で、[Minimal Intervention:最小限の侵襲の治療]の略であり、「歯をできる限り削らない」という意味があります。

歯は削るたびに脆くなり、いずれ歯を失うことにもつながります。歯をより多く残すためにも小出歯科医院では歯の削る量を可能な限り最小限にとどめております。

神経も可能な限り残す

神経も可能な限り残す

神経を除去すると痛みから解放されるのでメリットが大きいと思われる方もいらっしゃいます。しかし神経を取り除いてしまうと、歯に栄養が行き渡らず、歯の寿命が短く(歯を失うリスクが向上)なってしまいます。また神経を取るためには歯を大幅に削る必要もあります。

このような理由から、小出歯科医院では可能な限り神経を残すようにしております。
近年は「歯を詰める材料」や「被せ物を接着する材料」の開発が進んだことで、歯を削る量は必要最小限に留めることができ、神経を可能な限り残せるようになりました。

治療前後の説明を丁寧に行う

治療前後の説明を丁寧に行う

むし歯治療の前後にしっかり説明を行うため、当院では口腔内カメラを導入しております。

お口の中をペンタイプの口腔内カメラで撮影して、治療前や治療後のお口の状態をモニターにて確認することができます。そのため、お口の中のむし歯などをリアルタイムで確認しながら患者様に説明ができるようになりました。

痛くない治療を目指す

痛くない治療を目指す

「小さい頃の痛い思いが忘れられない」「歯医者の麻酔がこわい」など歯医者に対してネガティブなイメージを抱いていることも少なくありません。

当院では、より安心して治療を受けていただくために、痛みに配慮した麻酔や治療を心がけています。痛みや治療に不安のある方はお気軽にお申し出ください

麻酔について

注射針の痛みをなくす(表面麻酔 )

表面麻酔のジェルを塗布することで患部を麻痺させ、麻酔の針が入る時の痛みを緩和する処置を行っています。

なるべく細い針を使用

麻酔の針は細いほど痛みを感じにくくなるため、当院ではなるべく細い針を使用して麻酔の針が入る時の痛みを軽減しています。

麻酔が入ってくる痛みを軽減

麻酔が入ってくる痛みを軽減

当院では数回に分けて麻酔を行います
1回目は痛みを感じにくいところに麻酔をして、その周囲にぼんやり効いてきてから、麻酔を追加していきます。

また、麻酔液が入る時の圧でも痛みを感じることがあるため、一定の速度で注入するように努めています。

初期のむし歯に対するフッ素塗布

初期のむし歯に対するフッ素塗布

フッ素には「再石灰化を促進する」「歯を強くする」という働きがあります。

初期のむし歯であれば、フッ素によって歯の再石灰化(修復)が見込めます。この方法は歯を削る必要がありませんので、当院では小児・成人問わず積極的にフッ素を活用しています。

歯の神経の治療(根管治療)

むし歯が神経まで到達すると

むし歯が進行してしまい神経まで到達すると、神経を取り除かなければならなくなります。そして、神経があった根管の中をきれいに消毒する作業を行い、本来神経のあったところに薬を入れ、中を埋めた後に被せ物をします。これを根管治療と言います。

前述のように、小出歯科医院では最大限神経を残す方法を模索しますが、どうしても残せないと判断した場合は根管治療を行うことになります。

根管治療の難しさと重要性

根管の形状は患者様によって異なっており、非常に複雑で入り組んでいます。しかし、完璧に消毒・清掃を行わなければ、時間が経過した時に根の先に膿がたまって「痛み」や「腫れ」が出る可能性があります。

そのため丁寧な根管治療は、再治療をしないための大切なステップなのです。小出歯科医院では「むし歯の再発」がないよう、細部にまで気を使った根管治療に取り組んでおります。

治療後の詰め物・被せ物

レジン(保険適用)

レジン(保険適用)

むし歯治療後、基本的には保険適用であるレジン(歯科用プラスティック)を使用します。
レジンは患者様の歯と同じような白い色をしているため、見た目がよく、金属を使用しないので、金属アレルギーの心配がありません
また金属の詰め物とは異なり、1日で治療完了することが多いです。

ただし、プラスティック素材のため、時間が経過すると黄ばんだように変色する可能性があります。また金属に比べて強度が弱いというデメリットがあります。

銀歯(保険適用)

銀歯(保険適用)

銀歯は「金銀パラジウム」という金属を使用しています。
保険適用で強度が強く、奥歯などの噛む力が強い場所に適しています。

ただし、銀歯はむし歯再発リスクが高いというデメリットがあります。また時間の経過とともに金属が少しずつ溶け出す可能性があり、まれに金属アレルギーや歯ぐきの変色などの原因になる場合があります。あとは金属であるため目立つというデメリットもあります。

チタン冠(保険適用)

チタン冠(保険適用)

2022年より保険適用されたチタン製の被せ物です。

従来の銀歯と比較すると金属アレルギーのリスクが軽減され、生体親和性が高い素材のため、小出歯科ではこちらの冠を選択することが多い金属冠です。

CAD/CAM冠(保険適用)

CAD/CAM冠(保険適用)

保険適用の白い被せ物です。保険が適用される箇所は左右前から7番目までです。

白い被せ物であるため、金属とは異なり装着していても目立たないという特徴があります。また金属アレルギーの心配もありません。ただし強度はセラミックや金属(金銀パラジウム・チタン)より劣ります。

セラミック

セラミック

セラミックは陶器と同じ素材です。天然の歯のように美しく透明感があり、機能面でも優れています
また金属を使用しないため、金属アレルギーのリスクがなく、身体に優しい素材です。さらに汚れが着きにくく、歯との接着性も良いため、むし歯や歯周病のリスクを軽減します。

ただし保険が適用されず、自費診療です。

セラミックの詳細はこちら

金歯(ゴールド)

金歯(ゴールド)

金合金や金とプラチナを混ぜ合わせた白金加金を使用した詰め物、被せ物です。
金属の中でも錆びにくく、歯との適合性がよいため、二次むし歯になる可能性を減らすことができます。こちらも保険適用外です。

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